尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【11】「一歩、踏み出す勇気」

尾道地区保護司会(楢原幸伸会長)が行った第64回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

一歩、踏み出す勇気

瀬戸田中学校二年 八木千明さん

最近よくテレビのニュースで目にするのが「いじめ」です。ここ最近、新聞の見出しに「有名な高校がいじめ」と大きくのっていました。

内容は、部員の2年生が1年生にカナブンを食べさせたということでした。私は、なぜこんなことが出来るのか、まったく分りません。

この事件が発覚したからよかったものの、発覚していなかったら、どんどんエスカレートしていたかもしれません。

エスカレートする前に見つかったものの、見つかったら見つかったで、こんな悲しい現実を受け止めないといけないのです。いじめられている人にとっては、先生に相談するということは、とても怖いのです。

私は、小学校の頃いじめられていました。いじめられているときは、親にも、先生にも相談出来ず悩んでいました。

きっと、みんなそうだと思います。私はいつも、「先生に言ったら嫌なことされるかな」とずっと悩んでいたのです。でも、その異変に気づいてくれたのは、やはり「家族」そして「友達」でした。

私が家に帰って落ち込んでいたときに、母は何も言わず、私の隣に居てくれました。当時は、「一人にして」と思っていたけど、今思えば、どれだけありがたかったことかと考えさせられます。

友達は、私が一人でいると、いつも
「大丈夫。」
と声をかけてくれました。この友達のおかげでいつも笑顔でいられたのだと思います。私は、こんなにもみんなに支えられていました。

私も、「うじうじせず、一歩踏み出さなきゃ」と思い、今までのことを全部、親や先生に相談しました。相談すると、とても気持ちがすっきりしました。

本当に、ここまで支えてくれた「親」と「友達」には、感謝ばかりです。先生に相談してから、「いじめ」がなくなり、いじめていた子も、
「本当に、ごめん。」
と何度も言ってくれました。この子とは、今とても仲良しになりました。全国の子たちに私みたいに嫌な思いをしてほしくありません。

だから怖がらず「先生」や「親」や「友達」に、相談してほしいのです。きっと周りの大人の人や友達は、助けてくれると思います。悩まず、「一歩踏み出す勇気」が私は大切だと思います。

いじめている子は、今自分がすごく悪いことをしているということを、すぐに気づいてほしいです。

私は、この世の中から「いじめで自殺」という言葉を一番なくしたいです。私が、こう考えるのは、親からもらった大切な命を「いじめ」でなくしてほしくないからです。

いじめられている子の周りににも、助けてくれる人は、たくさんいるのでうじうじせず、一歩踏み出してほしいと私は思います。

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