大林監督と子供たち 映画「あした」ロケ 記念写真が見つかる 20日芸予で上映

3月末に閉校になる三庄小学校などを舞台に撮影された、大林宣彦監督の映画「あした」の上映会を前に貴重な写真が見つかった。同小学校でロケが行われた際、ジャングルジムでの記念写真である=写真


(写真をクリックしたら拡大します。)

大林監督を中心に、エキストラの三庄小5年生40人、教職員、出演した俳優たちが写っている。 この写真を保存していたのは、エキストラのひとり高宮正樹さん(31)。両親が大林監督の大ファンだったという。

ロケの思い出

当時、撮影に参加した5年生は現在31歳。9人から話を聞くことができた。

岡野友さん、岡野友美さん、桑田由季さん、高宮正樹さん、津山千秋さん、中司亜由美さん、平原正明さん、松木梓さん、矢吹友美さん。

当時の5年生は30人2クラス。そのうち、希望した40人がロケに参加した。主人公・法子の子供時代を演じた野村佑香さんが小学5年生だったので、同学年が協力することになった。6年生からうらやましがられた。

野村さんは当時、雑誌やテレビドラマに出演していて人気があり、「えっ、あの子が来るの」という想いがした。彼女はまるで三庄小に転校してきたような雰囲気で、よく遊んだり、おしゃべりした。

子供時代の貢を演じた窪島誠司さんともよく遊び、ふたりから沢山サインをもらった。

再会が楽しみ

大林監督が優しかった。教師役の奥村公延さんが、色々と優しくしてくれた。

劇中の教室で歌う「浜辺の歌」をロケ前に何度も練習した。この歌を聴くたびにロケを思い出す。

監督から、昭和の雰囲気のする服装、髪型を求められた。最初は夏の設定だったが急きょ冬に変わった。

ロケは弁当が支給されて丸一日かかった。待ち時間がとても長かった。しかし完成した映画を見ると、わずか数秒のシーンになっていた。

両親たちと福山や尾道の映画館に観に行った。またビデオを借りて観た。

今回の上映会で、大林監督や同級生に会えるのが楽しみだ。

「あした」上映会
3月20日(金)芸予文化情報センター
【昼】午後2時=上映▽午後4時30分=監督のお話
【夜】午後6時=監督のお話▽午後6時30分=上映
要整理券。整理券は会場受付にも有り。

三庄小学校旧校舎教室

 

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