連続する交通死亡事故 現場で警察が点検活動 因島警察交通課長に聞く

因島警察署は14日因島、17日瀬戸田で、交通死亡事故多発警報発令に伴う交通安全出動式を行なった。

19日、死亡事故が発生した因島大浜町、因島土生町、因島田熊町の三つの現場で、点検活動を行なった。運転者と歩行者の動きを再現し、新しく外側線を引き直すなどの対策を検討した。

1月21日に死亡事故があった因島土生町現場

2月10日には因島田熊町金栗池付近で原付バイクによる死亡事故が発生。


因島警察交通課長に聞く

今年にはいって発生した交通死亡事故4件のうち3件が因島地区内であるという事態について、因島警察署の寺内祐治地域交通課長=写真=に聞いた。

―現状の認識は。

非常事態です。過去の10年間と比較して、昨年から今年にかけての死亡事故件数は異常です。なんとしても、この情勢に歯止めをかけなければなりません。

―特徴は。

死亡事故で亡くなった方が高齢者(65歳以上)だということです。また、早朝や夕方の薄暗い時間帯に発生していることです。

―運転者に求めることは。

早めに点灯することと、ライトを上向きにすることがとりわけ重要です。早朝と夕方のことです。日中においても見通しの悪い箇所でそれは有効で、勧めたいと思います。 今回の死亡事故においても、ライトを上向きにしていたら防げたかもしれない事例があります。

―歩行者、特に高齢者に呼びかけたいことは。

9点を呼びかけています。

  1. 早朝、夕方の暗い時間帯に事故が多発している。
  2. 黒っぽい服は、暗い夜道では見えない。
  3. 反射材は100メートル位、ライトや自発光式反射材を身につければ、800メートル以上遠くから見える。
  4. 電動車いすの人はライトや自発光式反射材を身につけ、遠くからでも早く見えるようにする。
  5. 夜道は危険なので、用事は昼間に終わらせて、夜間の外出は出来るだけ控える。
  6. 体調が良くないときは運転を控える。
  7. 自転車、原付バイクに乗るときも、早めにライトを点灯する。
  8. ヘルメットの「あごひも」は、きちんと締める。
  9. 家族は、出かける人に一声かける。

―広報活動が重要ですね。

あらゆる方法、例えばチラシの全戸配布など、住民一人ひとりの耳に届くような広報を行なっています。講習会ももっと強めます。

パルディ前で安全をよびかける因島警察署

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