尾道松江横断道路開通への課題

所変われば品変わる=土地が違うと、風俗・習慣も人の気風やことばも変わるというらしい。特に山陰のズーズー弁「出雲弁」が代表的だろう。同じ島根県でも「石見弁」は広島に似ている。

司馬遼太郎の弁を借りれば「同県は出雲と石見(いわみ)、隠岐(おき)の国からなっていた。徳川夢声氏の出身地は津和野だが同県人でありながら津和野出身だ、と自己紹介していたという。出雲人は同県人でありながらきらわれたものだ」と。

こんな話も。山口県萩の官軍が浜田城を攻めたとき浜田の殿さんは城に火を放ち、自らは船で日本海へ逃走。松江城は島根半島入口の橋で萩の兵士たちに食料を補給するなどで難を逃れたとも。

気候は日本海の風雪をまともに受け、毎冬のように韓国の小型船が漂流している。潮流と季節風の影響だ。近年になって李ラインをめぐり漁業問題がくすぶり続けている。ロシアの潜水艦に漁網を破られた時代は忘れさられようとしているが、22日の尾道松江横断道路開通への課題山積のようだ。

(村上幹郎)

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