因島水軍まつり絵巻 全行事で10万人超す 和田竜さんがトーク
因島水軍まつりが燃えた。島まつり、瀬戸内水軍まつり、火まつり、海まつりの参加者総数が10万人を超えた。
通常の路線バスに加えて水軍まつり用のバスが島を駆け巡った。島内巡回バス8台、シャトルバス24台、観光バス13台。しまなみ海道は大渋滞になり、サブ会場になった向島運動公園も人で溢れかえった。
30日、ひまりライブと瀬戸内水軍PRステージにつづいて、今年の本屋大賞に選ばれた「村上海賊の娘」著者の和田竜さんが登場した。和田さんは執筆の動機と苦労を披露した。映画化の動きもあるという。
ともに出席した因島村上水軍第23代当主の村上典吏子さんは、小学生のころに家系図を見て、「同じ子供でも男には名前がついているのに、女にはついてないのにショックをうけた」と語った。
福山市の県立歴史博物館の西村直城・主任学芸員が当時の時代背景を語った。
ブルーインパルス 大空から感動を
午後4時、大空のアクロバットチームである航空自衛隊の「ブルーインパルス」が因島にやってきた。会場から大歓声が上がった。
6機の編隊で次々と約20分間にわたって空中でのアクロバット飛行を展開。これは、大浜町はいうまでもなく因島など島しょ部、尾道市、福山市、三原市からも鮮明に見ることができたという。
因島南部地方の土生町などでも仕事の関係で会場に行けない住民たちが、家から飛び出し、空を見上げる姿が目立った。
提供 岡野巧三さん
元気いっぱい火と海まつり
午後5時、しまなみビーチで火まつりがスタート。「客人武者入陣・全軍入陣・小早隊入陣」の場面で、作家の和田竜さんが鎧兜姿で海から上陸した。和田さんは翌日の海まつりも参加した。
跳楽舞はねくらべには、9チームが参加し、「スタジオSHIP(しっぷ)が大賞を受けた。
31日の海まつり・小早レースに57チームが出場し、一般の部で「くらげ」チームが初優勝した。
跳楽舞
大賞=スタジオSHIP(しっぷ)
優秀賞=なかのしょうようちえん!Kiki☆リンリン、因島南中跳楽隊。
小早レース
【1部】
- くらげ
- 41会
- 田熊火消屋
- 一世風靡
- 烈風
- 尾道市市役所 男魂
- ジャパンマリンユナイテッド海坊主
- 小覇王
- 権兵衛
- 島人
【レディース】
- 笑龍~婆娑羅~
- 妃伝馬
- 教職員チャレンジ
【小学生】
- 土生っ子☆ファイターズ レッド
- ジョリチャポー(田熊小)
- ブルーフェニックス(三庄小)
【中学生】
- 一笑入魂~SOUL~(因北中)
- 因島南中学校 天
- 因島南中学校 地
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