田熊小学校閉校記念誌協力のよびかけが始まる 気になる「考える人」像

来春統廃合して再生する尾道市立因島土生、三庄、田熊の3小学校「因島南小」は土生中学校跡に統合される。その準備として体育館の改築や給食調理場の新築など4月上旬の一般競争入札で約7億7000万円で2業者(共同企業体)と仮契約しているが全国的な建設業界の人手不足もあって工事を約一カ月前倒しする方針を検討している。

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尾道市立田熊小学校の「考える人」像(1967年撮影)

一方、田熊小学校では田熊公民館(電話0845-22-0537)を窓口に「閉校記念誌」製作委員会をたちあげ創立百五十年に及ぶ同小の歴史を残す写真・資料の協力を呼びかけている。

気になるのは卒業生が還暦祝いに寄贈した同小正門左にあるロダンの彫刻「考える人」=レプリカ=など田熊小の廃校跡のどこかに残して欲しいという声は多い。

戦中派の人たちは男女を問わず江戸末期の篤農家、二宮尊徳=にのみやそんとく・たかのり=(金次郎)の芝を背負って本を読んでいる銅像に頭を下げて登校したものだ。それが敗戦後はがらりと変って「考える人」。明治、大正、昭和、平成を生きた先輩の置き土産である。

(村上幹郎)

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尾道市立田熊小学校の「考える人」像寄贈式の様子(1967年撮影)

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尾道市立田熊小学校の運動会の応援している様子(1977年撮影)

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