「因島初の女性議員を目指して」村井温子さん 尾道市議選立候補表明

子育て支援、様々なひとびとにとっての「居場所づくり」、環境問題の取り組みなど因島を拠点に活動している村井温子さん(因島外浦町在住・41歳)が、4月23日投開票の尾道市議選に立候補する。

村井さんは「尾道市議会の議席28人中、女性はたったの一人。市民の身近なニーズを様々な角度から届けていく一歩としても、女性議員を増やしていくことが必要」と強調する。因島初の女性議員をめざす。

「人と人のつながりを大切にし、因島の魅力を取り戻し、愛着のあるまちで安心して暮らし、未来を担う子どもたちに誇れる因島を残したい」と語る。

[略歴] 尾道市因島土生町生まれ、土生小中学校卒業。岡山白陵高校、早稲田大学第一文学部卒業。2011年Uターン、現在因島外浦町在住。同級生の夫と8歳・5歳の男の子の4人家族。

ベビー&キッズ講師として300組以上の親子にレッスンをしたり、「ママ・フェスタ・イン因島」を立ち上げ、イベントやマーケットを企画・開催して子育て中の母親たちに活動の場を作った。現在、「島っ子こども食堂(因島中庄町)」、「因島子育てサロンうきうき」の運営に参加している。さらに耕作放棄地の解消にも力を注ぎたいという。「今あるものをいかに活かして新しい価値を生み出すのか」という考えである。地産地消・子どもの食育にもつながる課題である。

2019年から月一回(第4日曜日)のゴミ拾い活動をしている。因島大浜町しまなみビーチから因島大橋記念公園までの区間を子どもたちとともに清掃。「グローバル気候変動ゴミ拾いマーチ尾道」の因島担当をしている。海岸に打ち寄せられるたくさんのプラスチックごみを見て胸を痛め、子どもたちや自分たちの健康を守るために「海岸清掃活動」を始めた。環境活動家を招いて講演会も開催してきた。

しまなみビーチから因島大橋記念公園までの区間を子どもたちとともに清掃

村井さんの活動と目標には「未来を生きる子どもたちを守る環境をいかにして作っていくのか」「子どもたちにとってやさしい社会は、誰にとってもやさしい社会となるはず」という「地域共生社会」という信念がある。

  • その一つが、「すべての人に居場所を作ること」。
  • 二つ目は、「地域での悩みを共有しつながっていく」。
  • 三つめは、「環境保全、災害対策、医療の充実、交通手段等々知恵を出し合い、もっと居心地よいふるさとを作りたい」である。

今回の尾道市議選(28議席)には、男性29人、女性5人、計34人が立候補予定(2月25日現在)。


第1回ママ・フェスタ・イン因島の様子(2016年)

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