尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入賞作文【11】「あいさつの達人に」

尾道地区保護司会(楢原幸伸会長)が行った第63回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

あいさつの達人に

栗原中学校二年 黒飛魁人さん

小さい頃から、今になっても親にはあいさつだけはしっかりしろと言われます。

今までは、あいさつなんてしなくても大丈夫だろうと思っていました。だから自分からあいさつをすることは滅多にありませんでした。しかし、近頃、この小さな一言のあいさつが、とても大切なことなんだと思い始めました。


僕は中学二年生になり、中学校で初めて先輩という立場になりました。学校生活ではもちろん、部活動内でも先輩になるので、張り切っていました。すると、一年生のみんながすれ違ったり、会ったりすると、

「こんにちはっ!」

と、大きな声であいさつをしてくれます。最初は、しっかりした一年生だなと思っていたけれど、日がたつうちに、先輩の自分が後輩にあいさつで負けていていいのかと思うようになりました。僕は今バスケットボール部に所属しています。バスケットに限らず運動部に入っていれば、声をだすことはとても大切になるし、全力でプレーしていると、自然と大きな声も出るようになります。だから、コートで大きな声は出せても、あいさつになると恥ずかしいと思うからあまりできませんでした。けれどその時から、後輩に負けないようなあいさつをすると決めて、自分からいろいろな人にあいさつをするようになりました。

僕の父や母、祖父や祖母は、近所の人やすれ違う人にはよくあいさつをしています。だからいろいろな人と交流があります。あいさつは、ただするだけのものではなく、人との交流や関わりにも大切なことだと思いました。

僕が一番あいさつを頑張ろうと思ったきっかけは、同じ学校の生徒会長の先輩を見てからです。生徒会長の先輩はいつも大きな声であいさつをしていて、その堂々とした姿を見て、「格好良いなぁ。僕もあんな先輩になりたい!」と思ったからです。生徒会の役員に限らず、野球部の人たち、部活動の先輩など、自分の周りにはたくさんの「あいさつの達人」がいます。これは自分にとって、とてもプラスになることだと思うし、僕も後輩やいろいろな人から「あいさつの達人」と思われるように頑張っていきたいと思います。あいさつを頑張るということは、これからの人生の中でとても大切なことだと思います。

あいさつ。それはたった一言の会話です。言うのも恥ずかしいと思ったり、必要ないと思う人もいるかもしれません。しかし、そのあいさつ一つで、相手に与える印象が決まってしまうことがあります。学校生活では、あいさつは特に大切なことだし、社会に出ても当たり前にできておかないといけないことです。

だから、もっと一人一人があいさつを頑張って、「あいさつの達人」がもっと増えていけばいいなと思います。

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