業界トップ 三和ドック 300メートル艤装桟橋完成 修繕効率が大幅アップ

全国トップクラスの修繕船造船所である(株)三和ドック(尾道市重井町、寺西勇社長)の艤装桟橋新設工事が完成し28日、関係者約60人が出席して同桟橋で竣工式が行われた。

三和ドック

寺西勇社長因島土生町の大山神社巻幡俊宮司によって神事がとり行われ、会場をイルヴェール三和に移し、なおらいが開かれた。

その場で寺西勇社長=写真=は施工主の五洋建設(株)ら関係者への感謝を述べ、「日本最高のものが事故ひとつなくできた」と喜びを表し、新設艤装桟橋に布刈瀬戸に因んで「布刈大桟橋」と名がつけられたと紹介した。

新桟橋は因島大橋と並ぶ新しいシンボルの誕生で、因島の風景が変わるとの評価も生まれている。この桟橋は、艤装作業のための両岸利用のできる杭打ち方式のもので、約1年間かけて完成した。

同社の桟橋拡張工事は32年ぶり。造船活況のなかで修繕船にこだわり、その効率アップを狙った。総工費20億。既存の桟橋につないで沖合いに、長さ300メートル幅22メートルの滑走路を思わす堂々たる大桟橋が完成した。標準船舶なら3隻接岸可能で、これまでの沖合いでの順番待ち状態が解消できる。

同社は、3基のドックで年間260隻、接岸桟橋で同100隻の修繕船が受け入れが可能となり、内航・近海航路の受注は国内トップになる。

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