瀬戸田高校だより2022
島の子の学びと成長育む
瀬戸田高校校長 畦知(あぜち)克利(かつとし)
本校は大正14年瀬戸田実科高等女学校として創立され、その後いくつかの所管や校名の変遷を経て、昭和43年に現在の県立瀬戸田高校になりました。97年の歴史を刻んでまいりましたわが校は、令和7年度には100周年を迎えます。
一学年一学級の小さな学校ですが、逆にそれを活かし、少人数指導の徹底や個別指導、尾道市の支援による「瀬戸田未来塾」開講などによる学力の向上に力を入れています。
地元企業と連携して2年生からの職業実習の選択科目の設置などによるキャリア教育の充実。
通年の実習に取り組む高校は全国でも少なく注目されています。
さらに学校をあげてのボランティア活動や地域活動による社会性やコミュニケーション能力の向上に取り組んでいます。
10月30日開催の「サイクリングしまなみ」にはボランティアの一員として参加します。
生徒は「自ら学び続ける」「地域で学ぶ」「協働して学ぶ」ことを意識し、われわれ教職員も地域を支えるとともに、グローバルな視野をもち、他者と協働的に行動できる生徒を育てることができるように頑張っています。
瀬戸田高校は毎日が公開授業です。事前にご連絡いただければいつでも授業見学できます。
学校は見られることによって輝き、成長していきます。ぜひ瀬戸田高校へお越しください。
瀬戸田小中高合同研究大会
瀬戸田高校は11月11日、「地域の強みを生かした小中高連携による瀬戸田教育の発展」を課題に掲げて4年前から進めてきている研究の成果を、公開授業として発表する。研究テーマは「主体的に学び続ける児童・生徒の育成~小中高連携を通して~」。12時50分からの公開授業は、小中高それぞれの児童・生徒が国語、英語、理科、総合的な学習を行う。瀬戸田高校は「エネルギーから瀬戸田を考える」という研究テーマ。その後、研究協議会と講演がある。講師は、小原友行福山大学人間文化学部教授。演題「なりたい自分になる~未来創造に向けた学が目指すもの~」。
瀬戸田高校の取り組み
- 国際理解教育講座(11月7日)ケニヤ在住の日本人講師から、ケニヤ首都ナイロビ最大のスラム街キベラの教育状況やその問題点を知り異文化や世界に目を向けるきっかけを作る。演題「アフリカの風・トーク&ライブ・ケニアのスラムから命の輝き」。講師はマゴソスクール代表早川千晶さん・プロミュージシャン大西マサヤさん。
- 総合的な探究の時間(11月17日)演題「世界が注目!観光地『瀬戸田』の魅力とホテル業界の展望について」。講師は窪田淑さん(AzumiSetoda女将)
- 潮音山清掃活動(11月24日)同窓会(寺岡鈴夫会長)と共同作業。
新教頭紹介
瀬戸田高校教頭 平田俊彦
前任校は竹原高校。戸手高校や尾道商業高校で、商業科専門。販売接遇、マーケティング、地元企業との商品開発など、地域活性化のためのビジネスにかかわる活動を生徒とともに取り組んできた。これらの経験を生かして、今年4月から高校ホームページを完全リニューアルした。
小規模校の魅力発信したい
瀬戸田高校PTA会長 村上博幸
会長を務めて4年目になりました。保育所・田熊小学校・因島南中学校・そして瀬戸田高校というようにPTA役員を長年にわたり経験してきました。
その中で強く思うのですが、瀬戸田高校の魅力は何と言っても小規模校の利点を活かしたマンツーマン指導と、先生方との和気あいあいの程よい距離感が生徒たちを元気にしています。
我が子もそれによって高校生活を楽しめたのではないかと思います。先生方のきめ細やかな指導に感謝しています。
オープンスクールや体育祭など徐々に本来の開催に近づいていますが、地域の方々とともに地元中学生へのアピールを強めていきたいと思います。
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