因島で見た野鳥【139】カラスの行水
写真①はハシブトガラスの羽衣で、黒一色ではなく、紫色がかった艶のある黒で美しい。他の鳥と同じように、カラスも水浴びをする。
その一例を紹介する。まず尾羽を洗い(写真②)、
瞬膜(しゅんまく)を閉じて全身を洗い始め(写真③)、
激しく水しぶきを上げて汚れや寄生虫などを落とそうとする(写真④)。
ハシボソガラスも、ほぼ同様である。
子供の頃、辛抱できず早々と風呂から出ると「からすの行水」と揶揄(やゆ)されたが、カラスの水浴びが他の野鳥に比べ雑なのかどうかは分からない。カラスはもともと白かったが、染物屋のフクロウに黒く染められて、水浴びしても白くならないまま水から上がるので、汚れを落とさないで風呂から上がることを、「カラスの行水」という説もある。
カラスは、寄生虫などを駆除するために煙を浴びるいわゆる煙浴もする。火を恐れることなく、野焼きの周囲を飛び回る姿も珍しくないそうである。
こんな論文もある。京都の伏見稲荷大社で、灯明のローソクを火がついたまま持ち逃げするハシブトガラスが目撃されており、これが、1999年4月から2002年12月の間に大社の境内で発生した7件の野火の原因である可能性があるとのことである。
(Higuchi H,Global Environ Res 7:165-168,2003)
現在でも重罪であることに変わりはないが、江戸時代には、重罪犯取締に火付盗賊改方が置かれていた。カラスは脂肪による栄養タップリのローソクを、貯食の為に枯葉の下に隠していただけであろうが、火付盗賊改方による捕縛の対象となる?(5月19日・記)
文・写真 松浦興一
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