岩城橋がついに開通 ゆめしま海道全線つながる 生名フェリー因島側は待機レーン増設

愛媛県上島町の生名島と岩城島を結ぶ「岩城橋」が3月20日、開通した。

上島架橋事業は、上島町の4島(岩城島、生名島、佐島、弓削島)を3つの斜張橋で結ぶもの。弓削島と佐島間の「弓削大橋(1996年3月)」と「生名橋(2011年2月)」はすでに供用されているが、最後の架橋となる「岩城橋」(916メートル)がついに供用開始となり事業が完了した。

岩城橋は片側一車線で、2017年に着工し総事業費は183億円。

開通式典は、愛媛県中村時広知事や上村俊之上島町長たち約80人が出席して行なわれた。セレモニーではテープカットの後町民たちによって渡り初めが行なわれ、午後1時から供用開始となった。これで全線開通となった「ゆめしま海道(6.1km)」めざして、因島と生口島側からサイクリストたちの島巡りの旅が街に賑わいをもたらすという期待が生まれている。


19日夜には、岩城橋開通記念に花火が打ち上げられた(因島田熊町金山桟橋で撮影)

因島側待機レーン増設

現在の生名フェリー乗場がある因島土生町長崎桟橋では、フェリー乗船車両待機レーンの増設が計画されている。そもそも尾道市道を2本の待機レーンとして使用しているため、混雑時には車列が県道にまでできている。これを4レーン増設して計6レーンにすることが計画されている。

「ふじいタバコ店」「村井石油事務所」「元赤尾薬局」「スナック万来」はすでに移転を完了した。「楠見船具店」は工事真っ最中で、完成予定は5月28日。それから移転をし、建物解体工事、待機レーン工事となる。事業主体は上島町。

金山フェリーと岩城橋。因島田熊町竹長区から撮影。

岩城橋開通記念花火。3月19日夜、金山港から撮影。

因島重井町鬼岩からは、生口橋と岩城橋のふたつの橋が重なって見える。

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