ふるさとの史跡をたずねて【248】警鐘台・敷地等寄付碑(尾道市因島中庄町新開)

警鐘台・敷地等寄付碑(尾道市因島中庄町新開)

私の世代では半鐘台、一世代前の言葉では警鐘台と呼ばれた施設は、地域の安全は地域で守るしかなかった時代を象徴するものであったが、現在は多くの地域で撤去され人々の記憶から遠ざかった。

因島中庄町浜床の石碑の前から新開の丸池へ向かうと、途中の三叉路の近くに、かつて半鐘台があったことを示す石碑があった。

右側の石碑には警鐘台、警鐘、敷地の寄付者、世話人の名前が書かれており、大正14年8月に建てられたものである。また「人夫新開組中」とあり、地元の方が設置作業に協力したことがわかる。

その左の石碑には「消防喞筒一台 喞筒倉庫 敷地」の寄付者、世話人の名前が書かれていて、昭和6年4月に建てられている。

「喞筒」の漢字の読める人は多くない。消防ホースの先端のノズルが想像されるが、それだけでは石碑に記すこともあるまい。「喞筒」はポンプのことである。もちろんポンプだけでは消火活動はできない。ホースとノズルのついた一式だったのだろう。

昭和6年の消防ポンプがどのようなものだったか知らないが、おそらく車輪のついた人力ポンプで荷車の上に載せたような格好をしていたのではないかと想像する。

それはともかく警鐘台も消防ポンプも中庄村の事業ではなく、地元住民の篤志によって設置されたことがわかる。

写真・文 柏原林造

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