福島放射能汚染地域に生きる子どもたち【17】

夏休みの間に園庭の表土を10センチメートル削除し、新しい砂を入れました。汚染されていない砂を探すこと、工事業者を探すこと、これは本当に難しいことでした。空間線量1時間当たり0・06マイクロシーベルト 前後の汚染されていない砂を探すことは地元いわきでは至難の業で、また業者もいないし、遠方の業者に依頼すると、その分費用もかかる訳です。入れ替えに遠い地から購入すると、云百万円近くかかることとなります。

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地元の業者と一緒に捜し歩いて砂探しをし、福島県内で気に入った砂を見つけました。安くして頂いて、表土の入れ替え=写真=をした結果、空間線量が0・06マイクロシーベルト前後の園庭になりました。

しかし、北風が吹くと0・08から0・09マイクロシーベルトまで空間線量が上がることもありました。園庭以外はその4倍から5倍高い所もあったりして、子どもを決して近づけないようにしました。特に削った土は駐車場に埋めましたので、そこには子どもを決して近づけないように注意しました。

現状では、除染と言うよりも移染であります。あったものを隣に移すだけで、一部は線量が落ちても、他が高くなると言うことで、何の問題も解決しないのです。新聞で、山の除染した土や葉っぱを川に流しているとありましたが、除染ではなく何処までも移染だと思います。

1日も速く、幼稚園が今まで以上に安全で、安心できる場所になって、思いきいり外遊びが出来るようになるために、早く国が用意した中間貯蔵地に運んで欲しいと願うのです。

土屋修二(瀬戸田バプテスト教会牧師・博愛幼稚園園長)

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