福島放射能汚染地域に生きる子どもたち【13】

 確かに1年間の被曝線量が100ミリシーベルト以下という低レベル放射能汚染地域ではがんは発病しないから、安心しなさい、大丈夫、安全です、と言われる専門家の方もいますが、低レベル放射能汚染地域に生きる者にとっては、安全と安心の間に疑惑と行政不信の真っ黒な大きな塊が有るのです。その塊が払拭できないのです。子どもの健康被害が起こるのではないだろうか、白血病、甲状腺がん、心臓病等々親は不安の中に生きているのです。


 ヨウ素131は甲状腺に集まり、セシウム137は筋肉に溜まります。特に心臓、膀胱などがターゲットマスキュリンと言われ、心筋梗塞の原因になると言われています。ストロンチュームは骨に集まり、それに関する病気を発生させるようです。
 一昨日の1月12日の土曜日、NHK総合テレビの午後9時からのドキュメンタリーで福島原発第2号機、4号機によって放出されたヨウ素131についての実態が判明しつつあることが放映されていました。いわき市は15日の未明から400倍の放射能が降るのですが、私たちはその中に何が含まれていたのか、子供たちへの影響はどうだったのか等々全く分かりませんでしたし、知りようがありませんでした。
 テレビ放映で分かったのは、最初にヨウ素131が飛散していく、その後セシウム137が飛散して汚染していったことです。そして15日未明の汚染の始まりはヨウ素131によるもので、その後、続いてセシウム137が拡散し始めたことが分かりました。ヨウ素131は甲状腺がんの原因となりますが、政府は、2011年夏過ぎから、まず原発付近から避難した子どもたちの放射線被曝量や甲状腺を調べ始めました。
 昨年から漸くいわき市やその周辺地域の子どもたちの放射線被曝を調べているようです。殆どが異常なしなのです。しかし、今回、政府ではなく各地方自治体でその調査の再評価が始まっていて、その結果、異常なしとなった中でも高い数値の被曝が見つかっているようです。
 いわきから避難した中通りや福島周辺地域にもヨウ素131が降っていて、特に福島県を離れて、周辺地域に避難した子どもは安心して外遊びをするでしょうから、今頃になってヨウ素131で被曝した子どもがいる可能性があることが分かってきて、いわきにいる子どもたちのことが大変気になっています。
 政府の子どもへの対応は遅れていたように思います。福島県による教育機関の放射線空間線量測定開始は、2011年1学期の7月頃だったと思います。その頃は幼稚園の園庭の1時間辺りの空間線量は0・25マイクロシーベルト前後でした。
土屋修二(瀬戸田バプテスト教会牧師・博愛幼稚園園長)

【PR】因島で家の解体のことなら「吾城」へ

当社には家の解体専門の部署があり、お客様のご希望に合わせた、よりよい施工内容をご相談・ご提案させていただいています。

空き家になった時のそのままの状態で、家具や食器、衣類などの処分から、解体後の用途に応じて砂利敷きや、アスファルト舗装等の工事までを一貫して施工します。

丁寧かつ迅速な施工で、因島はもとより島嶼部や尾道近郊においても、幅広く、ご好評いただいております。

【対応住宅】
木造住宅 / RC鉄骨 / 軽量鉄骨住宅 / アパート / 工場 / マンション

【お問い合わせ】
有限会社 吾城(ごじょう)
広島県尾道市因島重井町5800-42
TEL0845-26-2282