因島で見た野鳥【97】オオセグロカモメ

チドリ目カモメ科の一種、全長61.5cmで、冬鳥として渡ってくる大型のカモメで、このシリーズでは初めて取り上げる種である。足は淡紅色、嘴は黄色で先端の下に赤い斑点がある。この特徴は本連載【36】で述べたセグロカモメ(全長61cm)と同じであるが、背と翼の上面が、セグロカモメでは青灰色で、オオセグロカモメでは、濃青灰色で黒く見える。色の濃さは、撮影条件によって違ってくるので、比較のために、オオセグロカモメ=写真㊤と両種が同一画面にいる写真㊦(左がオオセグロカモメ、右がセグロカモメ)を示す。

因島で見たカモメは、小さい方から、本連載【33】ユリカモメ(全長41cm)、【34】カモメ(42cm)、【35】ウミネコ(45cm)、【36】セグロカモメ(61cm)に、新たに、オオセグロカモメが加わる。ユリカモメの足・嘴は暗赤色。カモメは足・嘴が黄色。ウミネコは足・嘴が黄色で嘴の先端に赤と黒の斑紋があり、尾羽の先は黒い(他種の尾は白い)。セグロカモメとオオセグロカモメは、先述の通りである。

食性は、他のカモメ類と同じく、大型の魚から逃れるために浮き上がった魚をすくい獲ったり、岸辺の死骸・投棄ゴミ、海鳥の獲物の横取りなどである。2003年に、高橋晃周さんが日本鳥学会誌【53】(1)で紹介しているが、オオセグロカモメの食性を北海道・天売島で調べた綿貫さんによると、「海鳥の雛を与えられた雛は速く成長する」。栄養価が、魚より雛の方が高いということである。

東京在住の高校の同級生と、東京都の鳥・ユリカモメを話題にしている時、彼女が、「名前も雅で、姿も優雅なユリカモメは、まさか獰猛ではないよね?」と言った。食性は、オオセグロカモメと大差ないと思ったが、そのことには触れなかった。人も、普通に、肉を喰う。(1月26日記)

写真・文 松浦興一

オオセグロカモメ㊧とセグロカモメ㊨

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