因島で見た野鳥【90】アマサギ

ペリカン目サギ科の一種で、全長50.5cm、コサギ(本連載17で紹介)より小さく、日本で見るシラサギでは最小である。因島で2020年7月19日に初見の種で、その時の写真である。

写真上はアマサギで、嘴が黄色で、足指は黒色である。

写真下の左側は、嘴が黒くて細長く、足指は写っていないが黄色のコサギで、それより小さく見える右側のシラサギがアマサギである。

アマサギは、熱帯から温帯にかけて世界中に生息している野鳥で、日本では、主に水田、湿地や草原に、夏鳥として来るとされている。因島には旅鳥として飛来したと考えられる。

英語名は「cattle(牛)egret(シラサギ)」で、牛の上に乗りハエやダニを捕食したり、牛に追い出された昆虫やカエルなどを捕食する様子を表しているのであろう。

アマサギの羽衣は、冬羽(非生殖羽)は全身が白で、夏羽(生殖羽)は、頭部・首・背が橙黄色を帯びる。この橙黄色が亜麻色に近いので、アマサギと呼ばれるとの説があるが、「鳥名由来辞典(菅原・柿澤)」によると、室町時代から「アマサギ」の鳥名があるが、あま色という色名は江戸時代にはないので、「飴色のサギ」が「アマサギ」に訛ったとしている。

因島で夏(2020年7月19日)に見たアマサギは冬羽(非繁殖羽)であるが、早々と非繁殖羽に換羽したと考えられる。チュウダイサギでも、夏に非繁殖羽になっている個体もいる。

これで、因島で確認できたシラサギは、ダイサギ、チュウダイサギ、カラシラサギ、コサギ、アマサギの5種(亜種も含めて)となる。未確認のシラサギは、チュウサギとクロサギ白色型の2種となる。いずれも個体数は少ないようであるが、チュウサギは広島県で観測例もあるので因島に来ているかもしれない。

写真・文 松浦興一(2020年12月10日記)

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