因北中学校週末課題 新型コロナウイルス感染症から学んだこと【2】
尾道市立因北中学校(角谷真司校長162人)は、「新型コロナウイルス感染症から学んだこと」をテーマに、オンラインを活用した「週末課題」を全校生徒に出題した。長期にわたる臨時休業でこれまでにないような経験を余儀なくされた生徒たちは、多様な考えを文章・絵・マンガなどで表現している。本紙では、前号に続き3作品を掲載する。
「負の連鎖を断ち切る」2年 沖野遥菜
最初、コロナはインフルエンザぐらいの軽いものだと思っていましたが、1日1日と時間が経過するたびにそのウイルスに圧倒されていきました。そして、自分たちの思い出の祭りや行事が、中止となって消えてしまった。そんな絶望の中でも、世界中の人が命を救おうと全力を尽くしている。だから、私たちもできる範囲で協力することが大切だと気づいた。
「隠匿」3年 加藤光
新型コロナウイルスによって、世界中が混乱へと陥った。そして、感染の拡大を防ぐため、各地で自宅での生活が義務づけられるなどした。いわゆる「自粛期間」の中では、学校で感じられる「大勢の中の1人」といった認識が得られず、どこか孤独のように思う日もあっただろう。対応が分かれたため、1つの天秤にはかけきれないこともあった。個人をとるか、全体をとるか、真意を探るべく仕上げた作品だ。
「Withコロナで学んだこと」3年 伊藤杏奈
- マスクの大切さ
マスクには、咳きやくしゃみによって飛沫に含むウイルスを飛ばさないようにする効果が高いといわれており、普段からあまりマスクをしない国の方が、マスクをする国よりも感染者が100倍も多いことが分かった。これらのことから、マスクをすることの大切さを学ぶことができた。- 人々の努力で世界が変わる
東京では、コロナウイルス感染者が緊急事態宣言以降は減ったが、解除後は増え続け、県をまたぐ移動禁止解除以降はさらに増えている。これは、自粛などで人々が政府に協力したから減少し、様々なことが許せれるようになり人々の気が緩んだことで増加したと思う。これから私は、一人一人の行動によって世界を大きく変えることができると学んだ。- メディアリテラシーを身に付ける
メディアには、全世界とつながれることや無限の情報に指一本でアクセスできるという良い点もあるが、最近あったヒカキンさんのデマ情報やフェイクニュースの拡散など悪い点も多くある。こういったデマ情報などに流されないため、メディアを利用する方法を知り「メディアリテラシー」を身に付けることが大切である。そして「メディアから利用される側」になるのではなく、「メディアを利用する側」になることが必要だと学んだ。- 学校に行くことの大切さ
学校といえば「膨大な時間がなくなる」や「他人と同じスペースで勉強しないといけない」などデメリットが多く感じるが、集団行動の中で協調性を手に入れることができたり、先生という勉強の専門家から授業を受けられるといったメリットも多くある。また、教育を受けられないとできる仕事が限られ、貧困状態から抜け出せなくなる。だから、学校に行って教育を受けることは大切だと知った。- まとめ
私達は、このような問題や自然から多くのことを学び、人々の努力で世界は変わるため、意見を出していくなどし、自然と共存し問題を乗り越えていくべきだと思う。
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