【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(19)

―どのくらいの数のファンの方がお店(カフェペーパームーン・因島土生町)に来ますか。

時期によって違ってくるので具体的な数字は分からないけど、近くでライブがあった時や島で祭があった時などは特にたくさんの方が来ます。そういう時は忙しくてあまり話ができないし顔も覚えられないので、本当は一人一人とじっくり話がしたいと少し残念に思う時もあります。

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店内入口に置いてあるサインと書籍


―たくさんファンの方が集まる事で困った事などはありましたか。

特にありませんでした。私は、マナーが悪いファンの方はいないように思います。

―ポルノグラフィティの影響で人がよく訪れるようになった事について、どう感じますか。

最初は、私を含め地元の人達は「因島は元々観光地ではないし、本人がここにいる訳でもないのに何故?」と不思議がっていました。歌詞に出てくる場所など、今までは特に見どころではなかった場所が人気スポットになった事も不思議でした。でも、ポルノグラフィティが活躍する事や、色々な人がポルノを褒めてくれる事が楽しみだつたので、嬉しく感じています。

―店内で見る事が出来るアルバムや文集は、どういった経緯でファンの方に見せるようになったのですか。

ファンの方がよく来るようになった頃に、近所に住むメンバーの同級生や親戚が「ファンの子に見せてあげようか」と文集や写真を持ってきてくれたんです。それ以外にも、メンバーに島での活動をお願いしてくれるなど、彼らは色々手回しをしてくれています。中には、島に来ていたファンと結婚した人もいたんですよ。

―ポルノグラフィテイは、因島にとってどのような存在だと思いますか。

最初は島の人達も一発屋だと思っていたけど、そんな事はなくかなり奮闘していたので、島全体で応援しようという雰囲気になりました。ライブは一体感があって元気がもらえるし、人間性も自慢できると思います。何より二人が昔から変わらないのがいい点なのかもしれません。「小さい島も頑張ればできる」と因島を盛り上げてくれている、この島の「誇り」です。


三阪さん(因島土生町ペーパームーン店主)は、ポルノグラフィティだけでなく因島の魅力についても多く語って下さった。

島の人達は皆知り合い同士と言っても過言ではなく、互いがとても強く繋がっているそうだ。ポルノグラフィティのメンバーも例外ではなく、島の人々は、彼らを小さい頃からよく知っているのだと言う。その様な環境だからこそ、島ぐるみでの応援が実現しているのだろう。そして、同じくポルノグラフィティを応援するもの同士仲良くやっていこうという思いもあって、島の人々はファンを歓迎してくれているのではないだろうか。

名古屋市立大学人文社会学部国際文化学科
長神有紗(阪井ゼミ卒論文集より)

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