75歳老人のフーテン 東北の旅【16】

石巻駅前

9月9日(月)②石巻

仙台駅に戻り仙石線に乗って石巻に向かう。塩釜に着くと海辺が見えてくる、いまだに海岸には更地がたくさん残っている。やられているなと呟いているとそばにいるおばさんが「ひどいものでした。あそこらの家まで津波は押し寄せた」と反対の山手の家を指さした。「しかし不幸中の幸いに塩釜は沖に松島諸島があるので津波が分散しこの辺では比較的被害が少なく済んだのですよ」という。

列車は石巻駅に着く。石巻は50余年前よりあまり変化なく、昔より活気が感じられなかった。ホテルも駅前で見つからず歩いて7~8分のところで泊まることになる。

宿が決まり落ち着いたところでかすかな記憶をたどり中州の島の対岸の思い出の地を散歩する。河口近くの中州と対岸を結ぶ橋に向かう。歩いていても町には活気が少ない。震災前には17万人を超えた人口も15万人を下回ったという。宮城県第2位の都市石巻市の衰退ぶりには落胆する。

田中伸幸(因島田熊町)

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