因島南地域の小学校統合問題 むずかしくなる祭りの運営

先日、小中学校の統廃合問題の激論に出くわした。還暦を迎えるグループと古希を過ぎた年金ぐらしの高齢者、40歳代の代弁者たちの思いつきの会話である。


このところの全国的な傾向にある少子化の波による児童生徒数の激減はいちじるしい。かつて、ピーク時に1学年8学級もあった土生小が、今は1学級編成がやっと。

因南中学へ土生・三庄・田熊の3校を統合したが小学校となると旧町民の伝統習慣にかかわってくる。例えば厄年の同級生の厄祓いや還暦、古希なども旧町村の鎮守の八幡宮で集うのが習わしだ。ところが、小学校の統合により秋祭りの運営もむずかしくなる。例外なく島の老若男女は祭り好きである。しかし、小中学が町から無くなることでお宮さんへの求心力が衰えることは間違いなく神社の存続に影響してくる。

こんなときに尾道市は、しまなみ自然学校を開き長江小と土生小を組み合わせて弓削沖でタチウオの延縄(はえなわ)漁の体験。何を学んだか興味深い。

(村上幹郎)

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