「社会を明るくする運動」入選作文【9】友達が教えてくれたこと

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第69回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

友達が教えてくれたこと(中学校の部 尾道市長賞)

栗原中学校3年 大原千明さん

私は最近、自分の通学カバンの中からある手描きの漫画を見つけました。その漫画には私の友達三人の名前と、二年前の学年が書いてありました。漫画の内容は、一人ぼっちの私に友達三人が「一人にならないように支えるから、これからも頑張れよ」と私を励ましてくれるものでした。しばらくは意味がわかりませんでしたが、思い出したときには涙が出そうになりました。

私が中学一年生のとき、仲の良い友達全員とクラスが離れ、一からのスタートでした。初めは「大丈夫だ、うまくいく」と思っていましたが、そうはなりませんでした。一学期中はクラスで仲の良い友達もなく、もともと仲の良かった友達とも疎遠になっていました。私は、どんどん一人になっていくような気分でした。だから私は、少しでもクラスの人と話したいと思い、ある嘘をつきました。今思えば、それは一番してはいけないことでした。そこから、私は嘘つきだという噂が広まり、余計に自分の首をしめてしまいました。

そのとき、私はこう思いました。私のことを悪く言う人がいなくなればいいのにと。今考えると、とても恐い発想をしていたと思います。しかし、当時は本気でそう考えていました。

私は、人は誰しもこのような感情を持ってしまうと思います。そこで、この感情のコントロールがとれるか、とれないかによって犯罪者の人達との差が生まれるのだと考えました。だから、「いなくなってしまえばいいのに」と思ってしまったことに対して、恐れることが社会を明るくするための第一歩なのではないでしょうか。

それに加え、自分の体験から考えると、犯罪を起こす人に会話のできるような友達や家族がいるといないのでは、大きな差があると思います。悩みを話すということがとても大切です。何事も一人でどうにかしようとするから間違ってしまいます。私で言うなら、誰かと話したいがために嘘をついてしまったことです。そんなことをしてしまう前に、家族やもともと仲の良かった友達に相談するべきだったと後悔しています。

このことから、自分が再び後悔しないよう、私に二つの提案があります。

一つ目は、誰とも会話をしない人が減るように交流の場を増やすことです。もし、地域の人との交流会などがあれば、誰かとコミュニケーションをとることによって閉鎖的な気持ちや考えから開いていけるのではないでしょうか。

二つ目は、普段からの挨拶です。私が同じクラスに友達がいなかったとき、すれ違ったクラスメイトのなにげない挨拶がとてもうれしかったのを覚えています。だから、身近な挨拶こそが相手とコミュニケーションをとる第一歩になると思います。

これらによって「相談できる相手」を作ることが犯罪や非行を防ぐことにつながると思います。

私は、嘘をついてしまった後ではありましたが、友達や家族に悩みを相談したことによって、中学一年生のときのことをふっきれるくらい楽しく過ごしています。漫画を描いてくれた友達とも、今も仲良くしています。

私は、これらの出来事や考えから気をつけていきたいと思っていることがあります。それは、自分のことを助けてくれる人を忘れないこと、もしも一人で悩んでいる友達がいればその人の相談にのれるような人になることです。また、自分が犯罪や非行をしないためにも、自分の周りの人にさせないためにも努力していきます。

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