【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(1)

はじめに

「ポルノグラフィティと因島をテーマにした卒業論文の調査にきました」という飛び込みの電話に応じたのは昨年8月のこと。ゼミナールの論文は指導に当った阪井芳貴先生にとっても未知の世界で、教えられることが多かったというように、趣味的な世界を研究に引き上げたという意味でも評価され、ポルノグラフィティの出身地の調査を基に目の付け所が面白く、もう少し時間をかければ、もっとふくらんだでしょう―と、阪井先生は付け加えている。

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文人墨客の心を惹く因島高台から望む多島美


24882_102640499779018_1348151_n その論文編(2012年版)が届いたのが3月下旬。大学生が短期間の取材で切り取った「ポルノグラフィティと因島」でしたが、故郷は遠くにありて思うもの―。わたしたちが住んでいる因島を外から見た人たちの心眼にふれる内容を汲み取ることができれば―と、許可を得て転載することにした。ぜひ厳しい目と優しい目との両方で吟味していただき因島をテーマにされた長神さん=写真左=に心から感謝を申し上げたい。


論文要旨

広島県因島は、ミュージシャン・ポルノグラフィティの出身地である。彼らは地元愛が強いことで知られている。具体的にどのような点でそのようなイメージが付いているのだろうか。また、ポルノグラフィティが因島を全国ネットで宣伝することによって、島に何か変化は起こったのだろうか。以上について2011年8月28日から30日にかけて因島でヒアリング調査を行なった。そのヒアリング調査の結果を中心に論文を進めていく。

第1章 因島という土地について。ポルノグラフィティというグループについて説明する。

第2章 ポルノグラフィティの活動の中から、因島に関連する事例をいくつか取りあげて述べる。それに対する島の人々の反応についても触れる。

第3章 ファンが島を訪れるようになった事で島の人々や観光面で起きた変化についての調査結果のまとめと第4章は長神さんの考察でしめくくる。

名古屋市立大学人文社会学部国際文化学科 長神有紗(阪井ゼミ卒論文集より)

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