沖縄復帰40年 埋まらない日本国との溝

 沖縄復帰40年。米軍基地の重圧は今なお続いているようだ。お恥ずかしいことながら、あのころはソ連に比べ米国は神様のように思えた。多くの人々が血を流してまでも占領、統治した「沖縄」を無償で返還。これが隣人愛のデモクラシーだと感銘する日本国民も少なからずいた。


 なかには沖縄の祖国本土復帰前夜を見ておきたいとパスポートを用意して入国した物好きなグループもいた。当時の佐藤栄作首相の「沖縄返還なくして戦後は終らない」という言葉は耳をくすぐったものだ。結果は何も変わらずに復権した沖縄県民と国の溝は埋まっていない。
 一方、北方領土問題はいっこうに進展しない。もっとも、あと終戦が一週間遅れていたら北海道もソ連領土になっていたかも―と、思うとぞーっとする人も多いだろう。かつて北海道に自衛隊の陸上戦力を移したこともあったが赤い壁が崩壊して休戦時代が続いている。
 いま欲しいのは、この先どうなるのか。どう進むのか方向を示すことではないだろうか。
(村上幹郎)

[ PR ]因島で家の解体のことなら「吾城」へ

当社には家の解体専門の部署があり、お客様のご希望に合わせた、よりよい施工内容をご相談・ご提案させていただいています。

空き家になった時のそのままの状態で、家具や食器、衣類などの処分から、解体後の用途に応じて砂利敷きや、アスファルト舗装等の工事までを一貫して施工します。

丁寧かつ迅速な施工で、因島はもとより島嶼部や尾道近郊においても、幅広く、ご好評いただいております。

【対応住宅】
木造住宅 / RC鉄骨 / 軽量鉄骨住宅 / アパート / 工場 / マンション

【お問い合わせ】
有限会社 吾城(ごじょう)
広島県尾道市因島重井町5800-42
TEL0845-26-2282