日本のピラミッド 出雲大社

60年ぶりに改修している出雲大社の国宝・本殿が26日、報道関係者に公開され、4月中旬には作業用の素屋根撤去が始まり6月中旬に新しい本殿の偉容を表す。

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と出雲大社の宮司、千家尊紀(せんげんたかのり)氏の会話に興味をひかれ、ことあるごとに日本の歴史を計る尺度にすることが多い。その一つは八雲が「日本のピラミッドは白木で造られている」と世界に発信していること。つまり日本の神社は祭神をまつる「お墓」であるというわけである。

そして八雲が「伊勢の大神宮よりも古いのでしょうか」と宮司に尋ねたところ「遠い神代の昔、天照大御神のご命令により建てられたのが始まりでして本殿の高さは32丈、柱は高く太く、千尋(ちひろ)の縄をもって固くむすび結ったと申します」とお答えになられています。

以来、61年ごとに建て替える習わしとなっていたが戦国時代には尼子経久が出雲の国を押領、百年以上も本殿の修理ができないこともあった。

(村上幹郎)

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