因島で見た野鳥【58】セグロセキレイ

因島で見ることができるスズメ目セキレイ科の鳥は、セグロセキレイ 、ハクセキレイとキセキレイの3種で、総称してセキレイと呼ぶ。セグロセキレイは、名の通り背が黒いセキレイで、全長21cm、因島では水辺で1年中見ることができる。頭、顔の下半分、胸と体の上面は黒く、尾は長く黒い。眉斑と腹は白く、翼も白い。飛び立つと写真のように、翼と腹の白さが目立つ美しい鳥である。秋から冬に、体が灰色に近い若鳥を見ることがある。

日本にだけ分布している動植物種を日本固有種という。日本固有種の鳥類は、繁殖の為に日本に来る繁殖固有種(6種)と絶滅種(5種)を除けば、11種(国立科学博物館・鳥類日本固有種目録2015年)で、そのほとんどは離島などごく限られた地域で生息する種である。セグロセキレイは、因島でも普通に見られる唯一の日本固有種である。

ちなみに、近隣地域では、三次市がブッポウソウとセグロセキレイを市の鳥に指定している。尾道市は、市の木・花として桜を指定しているが、鳥は未指定である。指定するとすれば何が適当なのだろう?

セキレイの鳴声を「ツツ」と聞き做し、古事記では「鶺鴒(つつ)」と書き表し、室町時代に漢名「鶺鴒」を音読みで「せきれい」と呼ぶようになった(菅原・柿澤・鳥名の由来辞典)。

(写真・文 松浦興一)

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