尾道15年教育を掲げた小中統合・幼保再編へ 住民に反響広がる

尾道市と市教委は13日、「尾道の15年教育の推進」を掲げ、小中学校統合と幼保再編計画を発表した。住民の反響も大きく、住民説明会が各地域で行なわれようとしている。市教委は小中学校の統合理由に3点をあげている。

  1. 適正な学校規模の確保。複式学級の早期解消と1学年複数学級化の推進をめざす。
  2. 学校施設の耐震化の推進。耐震化工事対象校を精査し、耐震化率100%の早期実現をめざす。
  3. 尾道15年教育の推進。1中学校区における1小学校及び認定こども園の配置をめざす。

また、小学校統合に際しては、自校給食への移行を図るとしている。

さらに尾道市は、就学前教育・保育施設再編の理由として4点をあげる。

  1. 適正な施設規模の確保。定員90人以上の施設の設置をめざす。望ましい集団保育の実施、年齢別保育の保障のため。
  2. 認定こども園の設置推進。就学前の子どもに対する教育及び保育並びに地域のすべての保護者に対する子育て支援を総合的に提供する。
  3. 施設整備の推進。老朽施設の整備と施設の耐震化をめざす。
  4. 民間活力の積極的な活用。限られた財源を有効活用しながら保育サービス全体の充実を図る。

ほかに小中学校再編計画との整合を図るとしている。

今回の小中学校再編と幼保再編計画は、長期的展望にたった全面的再編の性格を有している。尾道市と市教委は、地域の歴史や事情にふまえ、住民や保護者との合意形成を図りたいとし各地域で説明会を積極的に開催する計画である。

とりわけ生口島と因島南部は、計画期限が迫っており、急を要している。

2013年4月、東生口小と南小が瀬戸田小に統合生口中が瀬戸田中に統合。

2014年度、東生口幼稚園と大慈保育園が統合し、民営の認定こども園。

2014年4月、土生、三庄、田熊三小が統合。2014年度以降に、三庄認定こども園と土生幼稚園と保育所が統合、田熊保育所が民設・民営化。

行政と住民による協議の方向が注目される。

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