因島で見た野鳥【41】メジロ

スズメ目メジロ科の一種、全長12cm、ミソサザイやキクイタダキに次いで小さい野鳥である。体の上面は黄緑色で腹は白っぽい。目の周りが白い。

因島では留鳥で繁殖もしている。冬から春にかけて、庭の山茶花・椿・梅・桜に蜜を求めて小さな群れでやって来る。

スズメ目の鳥は、鳴禽類と非鳴禽類に分けられる。今までに紹介したスズメ目の鳥(ツバメ、コシアカツバメ、スズメ、ニュウナイスズメ、ウグイス、オオヨシキリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス)と、以後に紹介するスズメ目の鳥は、全て、鳴禽類に属し、多様で美しい声で囀る鳥が多く、歌鳥とも呼ばれる。

メジロも代表的な歌鳥の一つである。地鳴きは「チーチー」と地味ではあるが、繁殖期には、「チィチィーチュルチィチュルーチィ…」と早口で美しく囀る。この囀りを「長兵衞 忠兵衞 長忠兵衞」と聞きなす例がある。

環境省請負事業として山階鳥類研究所が公開している鳥類放鳥記録解析報告書(今後、「鳥類アトラス」と略記する)には、非スズメ目48種とスズメ目26種の放鳥・回収記録の地図が掲載されている。鳥類アトラスのメジロの回収記録(黒丸が放鳥地で直線の端が回収地点)を示すが、思いもよらぬほど遠くへ移動しているメジロもいる。最長移動距離は1091㎞で、6日間で185km移動した個体もおり、小さい体で遠くへ移動する能力があることに驚く。

(写真・文 松浦興一)

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