因島で見た野鳥【35】ウミネコ

チドリ目カモメ科、全長45cmの海鳥。因島では周年見る中型のカモメ。嘴は黄色で、先端近くに赤と黒の斑紋があり、足も黄色である。頭部と体の下面は白く、背と翼の上面は濃青灰色で、尾羽は白いが、他のカモメ類と違って先端は黒い(写真参照)。目の周りが赤くて目立つ。夏に見るカモメは「ウミネコ」で、尾羽の先端に黒い帯があれば、「ウミネコ」と考えてよい。鳴き声が猫に似ていて、「ウミネコ」と呼ばれるが、カモメ類では最もよく見る種である。集団繁殖地が東北地方に多数あり、近くでは、出雲市の無人島・経(ふみ)島が有名である。繁殖期に因島でもウミネコを見るが、繁殖しているかどうかは不明。茶色の羽衣をした若鳥が飛来することもあるが、この場合は、他のカモメとの識別は難しい。

俳句では、ウミネコは夏の季語で、カモメ類にウミネコが含まれているからか、カモメは無季の語である。「冬カモメ」で冬の季語。門外漢の筆者は、もし「カモメ」(種)を季語にすれば、冬がふさわしいと考える。

(写真・文 松浦興一)

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