秋風が吹きぬける「内海造船田熊工場」

 内海造船田熊工場跡地約2万平方メートルは地権者に返され秋風が吹き抜けている。来年3月末には田熊工場を閉鎖、瀬戸田工場に人も仕事も移す計画。


 いざ閉鎖となると惜しむ声が出てくるものだ。思いをめぐらせば小学校低学年のころ田熊町中央区にある天神山の西側を掘削して土をトロッコで運び須鼻の干拓地を埋め立てる工事が始まった。1938(昭和12年)占部造船鉄工所の工場として稼動。軍需産業ということから一般徴用工から学徒動員の中、女学生も働いた。福山の誠之館中の生徒が少年志願兵として出征する光景に出くわすことがあった。工場の岸壁から帽子をふって見送る残留組と飛び立つ少年との別れの場面は脳裏にやきついている。
 当時、土生高等女学校の生徒だった同級生は二葉あき子(歌手・故人)が慰問公演に来たときは昼夜2回ともこっそりともぐり込んだ―と回想する。
 やがて敗戦。軍閥は解体され戦後の造船業界は統廃合を重ね不況のドン底から這い上がることになったのだが―。
(村上幹郎)

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