因島で見た野鳥【25】オナガガモ

カモ目カモ科の一種。全長はオス75cm、メス53cm。冬鳥。他のカモと比べ、体はスマートで、首は細くて長い(写真では首を縮めている)。

オスは、長い尾羽を持ち、頭部は黒褐色、後頸の側面に白い線があり、胸は白く、脇は灰色で、腰に淡黄色の斑がある。写真には写っていないが、オスの翼鏡は緑色である。メスは、褐色で黒褐色の斑がある。

鳥には、飛ぶための羽として、人間の腕に例えると、掌の骨に約十枚の初列風切、前腕の骨に十数枚の次列風切と上腕の骨に数枚の三列風切が付着している。さらに、翼を流線型にするために数種類の雨覆という羽が風切羽の上下にある。羽を広げ時に帯状に見える模様を翼帯といい、カモの次列風切には、金属光沢の翼帯があり、これを翼鏡という。翼鏡の色は、羽の微細構造による反射光の干渉で生じる色、いわゆる、構造色で、光の角度により色が変わが、多くの場合、緑・青・紫色に見える。浮かんでいる時は、他の羽に覆われて見えないことが多い。

写真は手前が生殖羽のオス、後がメス。向島で撮影したもの。

(写真・文 松浦興一)

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