ふるさとの史跡をたずねて【105】開化橋(因島重井町青木)

開化橋(因島重井町青木)

因島重井町の中心を流れ、東西に二分する重井川にかかる橋の名を下流から記すと、明治橋、東西橋、大正橋、昭和橋…と続く。その昭和橋の東、重井村四国55番南光坊の隣に、「開化橋」と書かれた石柱がある。開化という年号はないから、いつの時代かはわからないが橋ができて、昭和になって建て替えられたのだろう。福沢諭吉の『文明論之概略』が明治8年に書かれ、そこで文明開化という言葉が使われたので、明治10年頃に開化橋ができたと推定しておく。

さて、ここから東へ直線道路が青木道路まで続いている。この直線道路の右側が、長右衛門新開で、左側は、郵便局までが青木沖新開、さらにその沖が本郷沖新開である。

新しく開発されたところを新開と呼ぶが、海を開くには二通りの方法がある。埋め立てと干拓である。埋め立てに必要な土を確保するためには、山を崩さないといけないので、堤防を築いて水を抜く干拓が多用された。

二代長右衛門宗徹は多くの干拓事業を行ったが、なぜここだけが長右衛門新開と呼ばれるかは定かではない。ただ言えることは、長右衛門屋敷があった新開ではある。

(写真・文 柏原林造)

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