因島で見た野鳥【11】ハシボソガラス

スズメ目カラス科、全長50㎝で、因島で普通によく見る、いわゆる、カラスの一種で、留鳥。

カラスの研究者・松原始さんが、「カラスの教科書」の冒頭に、「カラスという鳥はいません」と書いている。日本鳥学会による日本鳥類目録では、スズメ目カラス科の中に、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス等々…の種はあるが、「カラス」という種はない。スズメ目スズメ科には、スズメという種がある。これら違いは、種名(標準和名)の付け方の違いであって、勿論、カラスという鳥はいる。

次週紹介するハシブトガラスに比べ、ハシボソガラスは、やや小型で、嘴(クチバシ)が細く、額はでっぱっていない。

鳴き声は多様であるが、ハシブトガラスが「カァーカァー」と鳴くのに対し、「ガァー ガァー」と濁って鳴くことが多い。

全身が艶のある黒色、いわゆる、濡れ羽色で、光の具合では、紫の光沢を帯びることなどは、ハシブトガラスと大差ない。

万葉集に、カラスが「ころくとぞ鳴く」とある。「ころく」が「カラス」に転じたとの説がある。

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