山裾に落ちし大きな流れ星興奮さめやらぬ新春のジョギング

岡野 幸子
 新春とは言っても、もう一月の五日である。特別に呼び名があるのではないが、初ジョギングである。年末から年始にかけてあれやこれやで忙しくしたので、体の方も少しやわになってはいないかと思いながら、いつもどおりのジョギング姿のいで立ちで玄関を出た。一月は睦月と言うがさすがに寒入り前である。頬に当たる冷気に身が引きしまる。冬期の朝の四時、五時の時間はまだまだ暗く、いわゆる暁闇(ぎょうあん)の刻である。


 暗くても走り馴れた道であるので、路面の凹凸や傾斜も体が憶えていて、十歩二十歩で体がリズムに乗ってくる。まだ車も人影もほとんどなく、白い息を「ハッハッ」と吐きながら田熊町のハッサクの街路を走っており爽快感が伝わって来るようだ。ジョギングをするなかにもスポーツのトレーニングや体力の向上もあれば、健康の維持管理もある。
 彼女は星について詳しく星に堪能な人、と言った方がよいかも知れない。息をはずませながら、何気なく西空に視線を向けると、思いもかけず一瞬ではあるが大きな流れ星が山の端に尾を引くように落ちるのを見たのである。駆ける脚が止まりそうになりながら大きな感動を憶えたのである。流れ星は宇宙の塵だという話を聞くが、「流星」という言葉を聞くだけで、遠世のロマンをおぼえる。中国4千年の中にも流星にかかわる国の栄枯盛衰、存亡荒廃の物語りの中に必ず流星が語られている。
 彼女のジョギングのねらいには勿論健康の維持もあるが、暁闇の流星群を見たり、天体の不思議を見たりの楽しさがあるそうだ。今年の占い勝運を運んで来る流れ星であって欲しい。
文・池田 友幸

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