ふるさとの史跡をたずねて【97】篠塚魚港(愛媛県上島町魚島)

篠塚魚港(愛媛県上島町魚島)

前回の『太平記』では陰ノ嶋とは魚島のことで、そこには篠塚伊賀守の墓があると書いてある。このキツネにつままれたような感じを解消するには、魚島に行って見てくるしかあるまい。
魚島は弓削島、佐島、生名島、岩城島などとともに愛媛県越智郡上島町に属している。他の四島はやがて橋で結ばれるのだが、魚島はあまりに遠い。しまなみ海道を尾道側から入ると尾道大橋出口の辺りで向島の山の向こうに三つの山からなる島が見える。それが魚島である。因島大橋からも見えるが…、これ以上書くと脇見運転を勧めることになるのでやめる。

土生港から出る魚島行きの高速艇に乗った。天気もよく、いつも以上にワクワクする。南に向かい、まず弓削港へ着く。因島の方を見ると、ここでもまだ青影山が見えている。弓削港を出ると佐島との間にかかっている弓削大橋の下を通ってさらに南に向かってから、東へと進路を変える。いつまでも北に弓削島があって因島が見えない。改めて弓削島の大きさを実感した。豊島、高井神島を経て、魚島へ着く。土生港を出ておよそ一時間。着いた港の名前が「篠塚魚港」と言うのには驚いた。

(写真・文 柏原林造)

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