因島で見た野鳥【7】オオヨシキリ

スズメ目ヨシキリ科の一種で、初夏に東南アジアから飛来し、夏の到来を告げる夏鳥。全長は18.5㎝で、体の上面はオリーブ褐色、下面は灰色で、白い眉斑があり、ウグイスによく似ているが、大きい。オスは、ヨシ原で、「ギョギョシ(行々子) ギョギョシ ケス ケス ケケシ ケケシ チカ チカ…」と多様なフレーズで鳴き騒ぎ、縄張り宣言をする。フレーズの種類が多いほど、雌にモテるらしい。ウグイスは、水平の枝に黄色い口を開けて鳴くが、オオヨシキリは、垂直に立っている茎に止まり、赤い口を開けて鳴く。小林一茶の句に、「行々子 口から先に 生まれたか」がある。正鵠を射た句である。

ウグイスはホトトギスに托卵されるが、オオヨシキリは、カッコウに托卵される。托卵されたウグイスやオオヨシキリは、托卵を見破り子育てを放棄することもあるが、多くの場合、他種の子を一心不乱(?)に育てる。非道な習性に思えるが、生物の多様性の一つとして受け止めるしかない。昔は、貴い身分の人は、自分で子育てをしなかった。ヒトの繁殖形態も多様である。

(写真・文 松浦興一)

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