ふるさとの史跡をたずねて【93】一ノ城跡(因島椋浦町)

一ノ城跡(因島椋浦町)

いきなり、ぶっきらぼうな説明で恐縮ではあるが、地蔵鼻から北を見たら見えるのが一ノ城跡である。因島最高峰の奥山(観音山)の東にある雄大な山並が左から右へなだらかに下っていって、備後灘へ陥入する。海と接するところの北端が白嶽ノ鼻である。重井町の白滝山と同様、「タキ」は崖を表すから「シラタキの鼻」でいいのだと思う。タケもタキも同義語だから、「シラタケの鼻」と読んでも間違いではなかろう。

そこで海と接するから、いかにも海賊の城のような印象を受けるが、その傾斜地はかろうじてウバメガシの幹につかまりながら降りることができたから、頻繁に昇り降りするようなところではない。

数段の廓跡や、その間に点在する空堀や土塁などの遺跡の多さでは、文字通り因島一の城跡であると言っていいだろう。また、標高202メートルの鶴ケ峰にある、本丸跡だと呼ばれている広場から見る地蔵鼻、弓削島や備後灘、燧灘の光景はすばらしい。惜しむらくは登山口が崩壊の危機に瀕していることである。

一ノ城跡は後に蒲苅島に移ったので、蒲刈小早川氏と呼ばれる人たちの居城跡だと伝わっている。後のことより前のことを知りたいと思うのは私だけではあるまい。

(写真・文 柏原林造)


地蔵鼻から見た一ノ城


本丸から見た地蔵鼻

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