因島総合病院だより【29】お口の中が危険な人は、体も危険!

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お口の中が危険な人は、体も危険!

歯科口腔外科歯科衛生士 岡朋子

覚えよう正しいブラッシング指導中の様子

生活習慣病について、口腔ケアと健康(歯周病と全身疾患との関わり)についてお話しさせていただきます。

「虫歯」も「歯周病」も生活習慣病です。特に「歯周病」は全身疾患との関わりが密接だとご存じですか?

歯周病と関わりがある病気には、糖尿病や肺炎、動脈硬化に心臓病、そして早産などがあります。

糖尿病になると歯周病になる確率が高まり、歯周病が進行すると歯の喪失につながります。歯を失うと噛みやすくやわらかい食事を選びがちになり、栄養バランスの偏りから血糖コントロールの悪化という悪循環に陥ります。

歯周病菌がインシュリンの働きを阻害することから、歯周病に対して治療を行い改善がみられると糖尿病も改善される傾向にあることも明らかになっています。よりよい血糖コントロールのためにも歯周病治療は大切です。

歯周病を予防する上で大切なこと

プラーク(細菌のかたまり)を取り除きましょう。

通常の歯の「ブラッシング」に加えて、歯ブラシだけでは取れない汚れをデンタルフロスや歯間ブラシで除去する「フロッシング」や、口の中の雑菌の繁殖を抑える「マウスウォッシュ」の組み合わせ等が効果的です。

歯科医院での定期的な検診を受け口腔ケアを行いましょう。

当院では毎月糖尿病教室が開かれており、歯科衛生士が糖尿病と歯周病の関係について勉強会や指導も行っています。

因島総合病院歯科口腔外科では、常勤歯科医師1名、非常勤歯科医師2名、歯科技工士1名、歯科衛生士3名、受付1名のスタッフで、一般歯科診療ならびに口腔外科診療を行っています。口腔外科では岡山大学口腔外科と連携を取り、歯・顎顔面の外傷、歯性感染症、難しい抜歯、嚢胞、口腔や顎に発生する腫瘍などの治療を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。