【カープ応援寄稿】オリックスvs広島第二戦の観戦記(村上志織)
6月13日セ・パ交流戦 オリックスvs広島第二戦の観戦記
因島重井町出身岡山在住 村上志織
カープ観戦に足しげく通う母に付き合っているうちに、自分もすっかりはまり、高校卒業後はマツダスタジアム以外にも、甲子園、ナゴヤドーム、東京ドームでカープの応援をしてきた。今回の京セラドーム=写真=での観戦は初めて。
現在岡山に住んでいるが、岡山のテレビでは広島カープの特集や試合中継がほとんどないのが残念。いつもラジオで聴いているが、やはり生で観るのが一番。
今回は昼から半日有休をとり、妹と合流、京セラドームのレフトビジター応援席に着いた。
ドームのメリットは梅雨のこの時期でも雨で中止のリスクがほぼなく、天気予報への心配がいらないこと、空調が効いているため涼しく日焼けもしないので快適なこと。
でもやはりマツダスタジアムの解放感溢れる独特な造りや、青空や夜空の下での観戦が私は好きだと、他の球場に来ると改めて実感する。
周りはもちろんカープのビジターユニフォームをまとった熱心な鯉党の老若男女。
プレイボール!
初回先頭打者の田中がツーベースヒットで出塁。菊地が繋ぎ、チャンステーマで盛り上げると、昨夜の貧打の鬱憤を晴らすように、四番鈴木誠也のスリーランが飛び出した。いきなり宮島さんを大合唱して万歳三唱。良かった!今日は行ける!
だが今日の先発は岡田。最近のゲームでは連続四球と立ち上がりが不安定で失点することが続いていたので、心配していた。鬼門の初回は無失点に抑えた。しかしその次の回、死球をきっかけにすぐさまスリーランをお返しされ、またカープが勝ち越ししても、追い付かれ、そして、逆転され、出てくる投手は皆追加点を献上して、終わってみれば12対5でのまさかの大敗連敗となった。
応援席の雰囲気も、さすがにどんどん悪くなっていた。
あの頃を思い出した。
高校生の頃までのずっとBクラスで、巨人や中日にコテンパンにされていたカープを。
最後にひっくり返されて、残念で悔しい思いをしていたことを。
また切り替えて明日こそ!
今年こそは日本一を見たい。母が小学生の時初めて見た、その瞬間を、私が生まれてからは初めてのその瞬間を。
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