尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【13】社会を明るくする第一歩

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第67回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

「社会を明るくする第一歩」

長江中学校2年 上岡秀平さん

僕はこの夏、地域貢献として大きな活動はできませんが、自分の住んでいるアパートやその駐車場の掃除をしています。

アパートを一歩出ると近所の人たちが「めずらしい虫がいるから見においで。」とか「きれいにしているね。」などと温かい声をかけてくれます。これは今にはじまったことではなく、僕が小さい頃から近所の人たちはいつも温かく接してくれます。

僕のお母さんはアパートの軒下を使わせてもらい、アパートの大家さんに育て方を教えていただきながら、ナスやトマトやキュウリ、今年はスイカを育てていていつも大家さんと楽しそうに話しています。

大家さんは野菜作りの名人で例えば僕が熱を出した時には大根やネギを近くの畑から持ってきてくださったり、今の季節は「夏ばてしないように。」とキュウリやインゲン豆を持ってきてくださったり、時には僕とお母さんを呼んでくださり、野菜を収穫させてくださいます。

温かいご近所の方々に囲まれて僕は暮らしています。僕はこれが当り前のことだと思っていましたが、新聞や、テレビのニュースを見ていると、もしかしたらこれは当り前のことではないかもしれないと思うようになりました。

思い出してみると、小学校の時に、全校集会で校長先生が、「近所の人どうしでの声かけが多い町は犯罪が少ない」という話をしてくださいました。

このようにご近所さんどうしでの声かけが多い温かい町では住んでいる人も安心して毎日を楽しく暮らせると思います。

このようは温かい町が日本や世界に増えていけば、良い世の中になるのではないかと思います。

しかし、なぜこのように僕がすんでいる町は温かいのでしょうか。それは日々の当り前の暮らしを大切にしているからだと思います。再びお母さんとアパートの大家さんとの会話に話をもどしてみましょう。

お母さんの話によると、野菜の育て方を教えていただく他に、自分で作った野菜でどのような料理を作るのかということも話しているそうです。他の人から見るとごくふつうの暮らしですがそれを楽しんでいるようです。

このように当り前の暮らしを大切にして家族を大切にすること、ご近所さんを大切にすること、出会った人を大切にすることこれが良い世の中の原点だと思います。

僕はこの町で温かいご近所さんに囲まれて幸せだと思います。僕も良い世の中になることを願って家族を大切に、ご近所さんを大切に、そして出会った人を大切にして生きていきたいと思います。

僕はこの夏、感謝の気持ちを持ってアパートやその駐車場を掃除したいと思います。

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