二宮金次郎について

本紙連載中の「キミコオカノムラカミ」の中でカナダ移民家族の2世が因島田熊村立尋常高等小学校に入学、二宮金次郎の像に一礼して教室に入る描写をしたところ「二宮!」という人物はいったい何者か―という問い合わせ。


改めて問いただしてみると皆さんご存じない。広辞苑には江戸中期の篤農家が自ら陰徳・積善・節倹した殖産を説いた―とある。二宮尊徳先生ならTPPをどう分析するか興味深いが、ここではエピソードだけにとどめておこう。

両親の死後、叔父の家で読書をしていると油代がもったいないといわれ荒地で菜種を収穫して油と交換、勉強を続けた。あるときは、夏前のナスの味で冷害を予知、村人にヒエを植えさせ天保の大飢饉をのがれるなど徹底した実践主義者だった。

戦前薪を背負って読書する像が全国各地に登場するようになった農政思想家だがこの姿は疑問が残る。

(村上幹郎)

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