尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【2】地域のつながり

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第67回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

地域のつながり

長江小学校6年 山口晴幹くん

ぼくは、四年生の時に、長江小学校に転校してきた。新しい町に住み始めて、感じたこととは、地域のつながりがたくさんあるということだ。地域のつながりがたくさんあるということは、人と人とのつながりが深い町だということだと思う。人と人とのつながりが深いということは、社会を明るくすることにもつながると思う。

なぜそのように感じたのかというと、ぼく達の登下校時には、たくさんの地域の方々が通学路に立って下さり、「おはよう。行ってらっしゃい。」「車来とるよ。気を付けて。」と、声をかけて下さる。初めは、少し恥ずかしくて大きな声であいさつができなかったが、最近では、大きな声であいさつができるようになってきた。それは、毎朝、家族のようにあいさつをしてくれるから、自分も大きな声で返していきたいと思うようになったからだ。朝からたくさんの地域の方々とあいさつをすることで、気持ちが明るくなり、「今日も一日がんばろう。」と思うことができる。横断歩道などたくさんの場所に立って下さり見守っていただいているので、毎日安心して過ごすことができる。

また、ぼく達の総合的な学習の時間や道徳の時間に地域の方々が話をしに来て下さったり、書写や音楽の指導などもして下さったりしている、地域の方が尾道への愛を話して下さり、どれだけ地域を大切にされているのかがよく分かった。話を聞くたびに、ぼく達にも何かできないかと考えるようになった。だからこそぼくは、自分から積極的にあいさつをしていこうと思う。さらにぼく達の学校では、そんな感謝の気持ちを表すために、年に二回全校クリーン大作戦という清掃活動に取り組んでいる。地域のお寺や尾道の偉人の旧居など一年生から六年生までみんなで清掃している。いつもお世話になっている地域の人に、少しでも感謝の気持ちを伝えるために、みんなですみずみまできれいにしている。この活動はこれからもずっと続けていきたい。

このようにぼく達が住んでいる地域は、人と人とのつながりが大切にされてきている。このような町で毎日地域の方とあいさつを交しながら登下校したり、学びを深めたりできていることはとても恵まれていることだと思う。地域のつながりがうすくなってきている時だからこそ、ぼく達と地域の方々とのつながりをより濃くしていき、未来にも残していきたい。これが、社会を明るくすることにもつながると思うからだ。ぼく達はしてもらうばかりではなく、今度は、自分たちから行動していくことが大切だ。ぼく達が住んでいる地域の中には、高齢の方々も多くいる。登下校中に会った人には、「気持ちの良いあいさつ」を心がけて地域のつながりをもっと濃くしていきたい。

これからも社会をつくる一員として、地域のつながりを大切にし、自分達が大人になった時に、地域の人と積極的にかかわり、明るい地域にしていきたい。


山口晴幹くん

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