新春水彩画展 舟橋康夫展

因島中庄町在住の水彩画家・舟橋康夫さん(79)の新春水彩画展が1月4日~30日田熊町のギャラリー喫茶ブラームス(TEL0845-22-5112)である。


舟橋康夫さん

【画歴】

2010年、青木廣光氏(光風会会員・日展会友)に師事▽2015年、日本水彩展初入選▽2016年、日本水彩山口・広島102人展選抜16人に入選▽2017年、尾道市美展奨励賞3回受賞し無鑑査になる。日本水彩広島展福屋賞受賞。

【展示作品名】

船瀬▽瀬戸内晩秋▽清純▽瀬戸内春光▽秋果▽船溜▽柘榴▽ハワイ黒砂海岸▽入江干潮▽深雪の里▽瀬戸内初夏=写真▽午後のひととき▽入江干潮

舟橋康夫さんインタビュー

子供の時から

終戦の時には国民学校1年生だった。絵を描くのが好きでそうしたかったが、クレヨンやノートもない時代でそれも叶わなかった。

因島高校に入学し、美術部の部屋を覗いたら3年生の大橋博さんや吉田正浪さんがデッサンをしていた。それを見て、「自分はかなわない」と思って入部を諦めた。

会社に勤めることになったものの、絵を描きたい想いは募るばかりであった。しかし、仕事の忙しさにその願いも実現しないままだった。

「しかし、どこかで取り返しをしたい、生涯やり残さないために」という積年の想いの実行に踏み出すのは、停年退職してからだった。

三庄公民館の絵画教室に通い、さらに中庄公民館で水彩画教室「中水会」を立ち上げた。

青木画伯に師事

やがて人生の師と尊敬する青木廣光画伯と出会う。それは、手探りで描いていた船橋さんが出品した因島市美展の会場であった。そして間もなく、青木画伯の主宰する水彩画教室に通うようになり、構図や構成など厳しい指導を受けることができた。

2015年、日本水彩展初入選を果たす。それ以後毎年受賞してきた。

5年くらい前から、妻康子さんも絵を描くようになった。夫婦連れ立って絵を描きに出掛けるのが楽しみになった。最も遠慮のない批評家であると康子さんに感謝している。

良い先生にめぐり会え、今まで満たされなかった心が少しでも満たされていることに幸せを感じている。


青木廣光画伯

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