高校受験案内 因島高校 地域密着型の学校 高い進路実績を誇る

古川正徳校長は、「地域密着型の高校として、地域に信頼される学校づくりを精力的に推進する」ことを最重点課題に掲げる。こうした使命をもつ高校は、幅広い進路希望と学力差への対応を求められる。その点、同校の「総合学科」のシステムが最良であるという。「普通科」と比べてより柔軟で幅広い教科の選択が可能である。

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平成21年度の進路状況にその成果が出ていると言える。4年生大学の合格者はのべ52人。そのうち国公立は、大阪大1、岡山大1、和歌山大1、愛媛大1、山口大1、大分大1、島根大2、鳥取大1、兵庫県立大1、県立広島大2、尾道大1の11大学13人。私立大学は19大学39人。帝京大1、同志社大1、立命館2、関西学院大1、関西大1、京都産業大2、京都橘大1、神戸学院2、岡山商科大1、岡山理科大3、川崎医療福祉大1、環太平洋大2、広島経済大2、広島工業大5、広島女学院1、広島文教女子大1、福山大9、福山平成大1、大阪河崎リハビリテーション大1。短期大学は14大学20人。専門学校は、医療・看護系をはじめ43校50人。就職は、地元造船業をはじめ22企業22人。100%の就職率である。学校側は、バランスのとれた高い進路実績と評価し手応えを感じている。

6月から始まった瀬戸田高校との小規模校連携授業も活性化に役立っている。地元中学校とのつながりをいっそう強めてきている。クラブ活動は運動部、文化部とも活発で、今年は部活体験のためのオープンスクールを行なう。

定時制が実績

芸予の島しょ部で唯一の定時制の独自的役割りが大きくなっている。入学時から保育士、介護士、看護士、コンピュータなど専門学校をめざす生徒がいる。さまざまな事情から入学した生徒が、定時制の少人数教育という環境のもとで再出発する場にもなっている。地域住民も入学できる聴講生制度が好評。部活も活発。8月の全国大会の400メートルリレーに生徒が県代表のひとりとして出場し、5位になった。

因島高校3年生 課題研究発表会

因島高校総合学科3年生106人の課題研究発表会が22日、全校生徒と保護者が出席し、同校体育館で行われた。

この授業の中から過去3回、県教委主催の「ことばの輝きコンクール」最優秀賞が出ている。このことに注目し、県教委が当日、来校し、挨拶を述べた。発表されたのは13教科45テーマ中13作品。内容は次の通り。

ピアノ演奏「NAO」▽ゴーカートの製作▽日本人と英米人の単語のイメージの違い▽宮沢賢治と化学▽失語症友の会「あけぼの会」に関する研究▽キャラ弁とさつまいものお菓子▽弘子動画の説明▽物理チャレンジ2010▽たべあわせについて▽異文化理解・国際協力▽井伏鱒二と「因島」▽腕立て伏臥腕屈伸の向上と体位の変化▽書道発表。

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古川正徳校長

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