来春の統一地方選を占う 気をもます尾道市長選 県議・市議選本番間近か

 来年4月の統一地方選挙まで半年をきったというのに尾道市長選は盛り上がりを見せないばかりか、五里霧中ともいうべき様相を呈している。


 現職の亀田良一市長が、出馬表明するのか、それとも後継者を指名するのか。また現職の態度表明が遅れるスキをついて別の有力候補が名のりでるのか。様々な情報が錯綜するなかで12月尾道市議会定例会を迎えようとしている。9月定例会で見送った議会側も今回は、亀田市長の進退について質問するのは必至である。そして亀田市長がどのように答弁するかが、当面の焦点である。
 合併直後ということで亀田市長の4選続投を望む声もあるが、市民全体の声ではない。来年80歳を迎えること、全国的な多選批判の傾向、2期も無投票が連続していることなど、大きな障害が立ちはだかっている。
 しかし、実績豊かな現職に対抗して出馬する候補が名乗り出る気配は依然として見られない。市議会内外で様々な有力者の氏名が飛び交うものの噂の域を脱していない。この動向も定例議会の市長答弁の内容いかんというところである。
 いずれにせよ今回の市長選・市議選は、合併による新尾道市誕生後の最初の選挙である。15万都市に恥じない、市民の融和・一体化を進める選挙であることが望まれる。
県議選に共産新人
 来春の県議選尾道新選挙区(定員4)の構図が明確になりつつある。自民党県連は、松浦幸男(因島)、高山博州(御調)、吉井清介(尾道)の現職を公認。それぞれ活発な動きをつづけている。
 つづいて17日、引退する木曽真理行氏の後継者として尾道市議の金口巖氏が民主党系無所属として出馬表明をした。さらに候補者擁立を模索していた日本共産党は来週はじめにも発表にこぎつけそうだ。現職の向島出身の尾道市議との噂も聞かれる。
定員34人の市議選動向
 来春の尾道市議選は激戦の一途である。しかしこれは定員が45人から34人に激減することから生まれている現象であり、市民の選挙気運はいまだ盛り上がっていない。現在のところ、旧尾道市御調町、向島町、旧因島市瀬戸田町合せてほぼ50人の予定候補者が34議席を争う模様である。
 旧尾道市は新旧入れ替えがあるものの、13人-14人が予想されている。御調町は、候補者調整はせずに現職ら4人が出馬すると見られる。隣接する旧尾道市の地域からの集票を狙っているとの声も聞かれる。
 向島町は候補者が5人近くに絞られつつあり、候補者全員当選を狙っているとの評価もある。
 因島地域は候補者調整ができれば10人の当選も難しくもないとの評価が聞かれるが、13人~14人が出馬すれば厳しい。しかもこの間つづいた選挙の疲れもあり、投票率の低下傾向の挽回は困難である。因島地域と、向東町と向島町合せた向島全体の有権者数はほぼ同数である。にもかかわらず出身議員数において大差がついた場合、新尾道市内での地域間の力関係において激変が生まれそうだ。
 投票率の低下傾向は瀬戸田町においても同様で、予定候補者を悩ませている。同地域の現職3人は出馬を明確にし、精力的な動きを見せている。増員選次点の平野静一氏も出馬の意向を示している。しかし最低ライン1600-1800票と言われる今回の選挙では激戦必至で、同地域での当選枠は2となると見られる。
(青木忠)

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