百人一首が大好き 宮地須美子さん(100)

「このたびは ぬさもとりあえず たむけやま もみじのにしき かみのまにまに」(菅家)。「ももしきや ふるきのきばの しのぶにも なほあまりある むかしなりけり」(順徳院)。

取材に応えて、宮地須美子さん(100歳)は、大好きな百人一首の2つの歌をすらすらと詠んだ。現在居住している因島中庄町にある高齢者グループホーム「潮の香」の岡野広邦施設長によれば、宮地さんは70首を覚えているという。


宮地須美子さん(右)と長女武子さん(左)


棲家を因島三庄町から現在の施設に移したのは、平成16年6月のこと。9人の仲間との共同生活が、楽しいと顔をほころばす。

ホームに入居する6年前まで、三庄老青会コーラス「福寿草の会」に所属し、市民音楽祭にも参加した。得意の「荒城の月」と「星影のワルツ」を記者に披露してくれた。

明治43年、因島三庄町に4人兄弟の長女として生まれた。同町尋常高等小学校を卒業後、両親とともに米麦、さつま芋などの農業で暮らしてきた。

19歳の時、日立造船で営業をしていた宮地一郎さんに嫁ぎ、2男2女に恵まれた。50年前、夫が病死。

そのとき高校3年の長男をなんとしてでもと大学に行かせた。そのため、はっさくとみかん作りに汗を流したと、昔を振り返った。

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