「亀井静香氏の政界引退に想う」楠見昭二因島後援会名誉会長

亀井静香氏は常日ごろ、「因島で後援会を作ってもらって私の選挙活動は始まった。」と語っていた。その後援会立ち上げの幹事であった、因島後援会名誉会長楠見昭二さん(90)に話を聞いた。

後援会発足のころ

亀井さんを応援することになった直接のきっかけは妻の孝子さんのいとこの小池哲馬氏から依頼されたことによる。小池氏は亀井さんの秘書をしていた。

楠見昭二さんは当時、因島市議会議員。7、8人の議員に声をかけ、土生港前の「よしむら」で昼食をとりながら体制を整えた。

因島市民会館大ホールに超満員の1,000人を集めて因島後援会の発会式を行なった。会場には、亀井さんの地元である庄原市からもバス2台で100人が駆けつけてきた。

亀井後援会は、まず因島で発足し、その後、三原、久井、庄原、三次、尾道という順番にできていったという。

楠見さんは亀井さんの人柄にも魅かれていった。大臣になるといち早く因島を訪れ、「お陰で大臣になれました。」と挨拶した。

上京して大臣室に行った時のことだが、亀井さんが昼食をとっており、そのつましさが忘れられない。

初当選を喜び合う亀井静氏と楠見昭二氏

関係断絶と再会

亀井さんと楠見さんは、三原市長選挙をめぐる問題で10年間にわたって関係が途絶える。

小池哲馬氏が三原市長選挙に立候補し、楠見さんは応援を決めた。だが亀井さんは、対立候補の五藤康之氏を応援したのである。

やがて和解の時がやってきた。ある日、亀井さんと楠見さんが同じ尾道市のホテルで違った会合に出席していた。そこのトイレで偶然に出会うのである。

亀井さんは「今度東京でお会いしたい」と話しかけた。楠見さんは「東京で会合があるのでその際、お会いしましょう」と答えた。そして、東京で互いに妻同伴で会食をした。

関係が断絶していた間も因島の集まりの冒頭に亀井さんは、「楠見さんのおかげで今日の自分がある」と言いつづけていた。そのことを楠見さんは人づてに聞いていた。

よくぞ13回当選

楠見さんは名誉会長として後援会に復帰し、再び亀井さんを応援しつづけた。

「歳を感じるね。」と楠見さんはしみじみとつぶやいた。はじめのころ、まだ名前を知られていない亀井さんが走って握手しに行く姿を今でも思い出す。

「13回も当選しつづけることは並大抵のことではない。立派なひとですよ。」と亀井氏を讃えた。

楠見氏所有のアルバムより。福田赳夫氏もかけつけた。

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