中庄で因島相撲大会 大人も子供も真剣勝負 いっそうの普及めざす

因島相撲の伝統を受け継ぎいっそうの普及をめざして、因島相撲同好会(松浦徳和会長、60人)は4日、中庄町の八幡神社相撲場で第3回因島相撲同好会相撲大会と第1回わんぱく相撲大会を行った。

小学生を対象にしたわんぱく大会には、因北小と重井小の1年から6年まで男女10人が参加した。選手のなかでひときわ目立ったのは5・6年生の部で優勝した重井小6年の星野友聖君=写真上=の強さ。星野君はわんぱく相撲の中国大会で県チームのメンバーとして活躍したばかり。最後まであきらめずに対戦し、負けて悔し泣きするちびっこ力士もいた。成績は次の通り。

1・2年

  1. 星野旭克(重井2)
  2. 村上昴(因北1)
  3. 村上晃(重井1)

3・4年

  1. 村上塁(因北3)
  2. 宮地伶(因北3)
  3. 村上渉(重井4)

5・6年

  1. 星野友聖(重井6)
  2. 村上桃(因北6)
  3. 星野光希(重井5)
  4. 五郎畑宏光(因北5)

つづいて行われた同好会の大会には20人が出場し、日頃鍛えた心技体を競いあった。それぞれの取り組みがすべて真剣勝負で、観客をうならせた。成績は次の通り。

  • 優勝=柏原功
  • 準優勝=平木隆幸
  • 3位=田頭朗
  • 殊勲賞=鈴木寿志
  • 敢闘賞=樋口和彦
  • 技能賞=鈴木秀志

平木隆幸さん8年連続国体へ

因島相撲同好会の平木隆幸さん=写真=は、秋季岡山国体に県チームの一員として出場する。今年で8年連続出場。

伝統の中庄八幡神社奉納相撲 10月16日午前9時境内土俵

140年もの伝統を有すると言われる中庄秋祭大祭典奉納相撲が10月16日(日)午前9時から、熊箇原八幡神社境内の相撲場で行われる。奉納相撲の頭取(主催責任者)は第三十代碇山(いかりやま)昭彦さん。午前中は子供相撲、午後から大人相撲がある。

中庄八幡神社には、明治8年に大阪府下相撲頭取の一文字吉五郎から第二代頭取碇山卯之吉が受け取った免許書が現存する。当時は免許を受けたうえで正式の興行が行われていた。草相撲とは性格を異にするものであった。この伝統は今でも息づいており、品位と格式を重んじる相撲を特徴にする。

中庄相撲協会は4日、奉納相撲出場者のための練習日を次のように発表した。9月29日(木)、30日(金)、10月3日(月)、4日(火)、6日(木)、7日(金)、8日(土)、11日(火)、12日(水)、13日(木)。時間は午後7時20分から午後9時。八幡神社相撲場。見学大歓迎。

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