外国人労働者の質問 「お盆はなぜ会社がお休みなのか」

 記録的な猛暑も峠を越したようだ。だが、暑さはまだ続きそうだ。これで残暑が長引けば野菜や鮮魚の高騰に拍車をかけ、生産者も消費者もお手上げの初秋の気配である。


 先日のことだが在日外国人労働者から「お盆はなぜ会社がお休みなのか」という質問を受けた。市役所の職員は出勤しているのに製造業の従業員が休日なのが理解できないらしい。神道と仏教、政教分離の理由を単語を並べながら説明したが彼等には理解できない。
 そこで、日の丸の国旗が印刷されているカレンダーをとり出して、祝祭日と宗教行事、季節労働者や近代企業の休暇の在り方など歴史的に噛み砕いて説明したが奉公人の「紋日(もんび=特別な祝い事など)」休暇の古い習慣はどこの国にもあるようだ。
 暑さ寒さも彼岸(ひがん)まで。春分・秋分の彼岸会を中心に前後3日を合わせた7日間。もともと仏教の彼岸会法要は日本のオリジナルで雑節の一つだが、お正月に対し盂蘭盆(うらぼん)が祭日であってもおかしくないようだ。
(村上幹郎)

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