尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【2】「はんざいをなくすために」
尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第66回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。
「はんざいをなくすために」
高見小学校4年 岡田颯斗さん
ぼくは、この間ニュースでしょうがい者の人を十九人ころしたというのを見てゆるせないと思いました。なぜかというと、人をころしたのにわらっていたからです。わらうということは、人をころしたのに反せいをしていないからだと思います。ぼくは人をころすなんてぜったいに考えられません。なぜならお母さんが大変な思いをして、ぼくを生んでくれたからです。きっとこのニュースで聞いたころした人も、ころされた人も、お母さんが大変な思いをして生まれてきた大切な命のはずです。その大切な命は守らなくてはいけないと思います。
ぼくはこの間、うどんの店で、しょうがい者の人達のとなりでうどんを食べました。その時にぼくのとなりの女の人は、おはしがうまく使えなくて手づかみで食べていました。ぼくはごはんを食べる時に、おはしを持つことは当たり前のことだと思っていたけれど、持てない人もいて、持てない人は、ごはんが食べにくいのだと気づきました。しかし、ニュースの中でしょうがい者をころした人は、「しょうがい者は当たり前のことが当たり前にできない。そういう人は死んだほうがいい。」と言ったそうです。ぼくは、当たり前のことが当たり前にできない人をいないほうがいい思うより、何か手助けできることはないかと考えるほうが絶対にいいと思います。それに人は、何かやるべきことをやるために生まれてくるのだと思います。だから、しょうがいがあるから死んだほうがいいなんて考えるのはおかしいです。ぼく達にできることは、こまっている人を助けることや、人の気持ちを考えて行動することだと思います。みんなが人の気持ちを考えたら、悪いことはできないと思います。
まずぼくがすくできることは、家族や学校でこまっている人がいたら、見て見ぬふりをしないことです。
見て見ぬふりをするのではなく、今自分に何がいるかを考えて、少しでも手助けができるように行動していくことです。人の気持ちを考えて、みんなが行動していくことが、はんざいのない明るい社会をつくることにつながっていくと思います。
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